多くの病院では「L字形プロテーゼ」を使用し、鼻スジから鼻先までを一気に高くしてしまいます。確かに簡単でキレイなのですが、逆に「いかにも整形美人」の顔になりやすく、安全面では「チョット…」と思う面があります。

鼻は触ってわかるとおり、鼻スジは硬く、鼻の先は軟らかいものです。つまり、前者は「骨」で、後者は「軟骨」でできているのです。また、鼻先は皮フの血行が悪い部分です。プロテーゼは「骨よりは軟らかく、軟骨よりは固い」素材です。ですから、もともと固い鼻スジにプロテーゼを使用することには、まったく問題はありませんが、鼻先にプロテーゼがあると、本来より固い状態になってしまいます。さらに血行の悪い部分にプロテーゼ等の異物があると炎症を起こすことがあります。
ですから、当院では鼻スジと鼻先の手術内容を使い分けています。鼻スジは、先程お話した「プロテーゼ」を、鼻先は「耳介軟骨」、つまり耳の後ろの軟骨を細工して用います。
手術は、まず耳の後ろを少し切開して、軟骨を採取します。そして、右の鼻の孔から、細工した耳介軟骨を挿入します。もちろん軟骨を取ったからといって耳が変形することはありません。
耳介軟骨は、大きなかけらをそのまま使用するのではなく、1ミリくらいの大きさに細かく切った上で、そのかけらを鼻先の微妙なラインを考慮しながら挿入していきます。ほんのちょっとした変化ですが、バランスの整ったナチュラルな鼻になります。
挿入した軟骨は、その場に生着しますので、元来の鼻先の軟らかな手触りはそのままです。
もちろん腫れも目立たず、洗顔・メイクも直後からOKです。溶ける糸を使用するため、通院の必要もありません。
費用は40万円です。
ヒアルロン酸注入による 「プチ隆鼻」 も大人気です。(0.1mlで1万円※費用は程度とその使用量によって変わります。)